こんなあなたへ
・歳の離れた彼がいて、真剣に結婚を考えている。
・でも、離れて暮らす親には彼の存在はまだ報告できていない。
・もしかすると歳の差を理由に反対されるんじゃないかとひとりで悩んで、結婚準備への一歩を踏み出せずにいる。
私も結婚前、14歳年上の彼のことをどう親に報告しようか悩んでいました。
ところがいざ実家に帰って彼のことを話してみたら、こっちが拍子抜けするくらいすんなりと親に認めてもらうことができたんです。
単に理解のある親だったんでしょう?と思われる方もいるかもしれませんが、実は帰省前に、ひとつの作戦を用意していきました。
このちょっとした工夫が、成功のカギになったと思っています。
「親への報告」を円満に済ませたいプレ花嫁さんは、ぜひ参考にしてみてください。
【目次】
- 年上彼氏に反対する親の気持ち
- 親が一番見たくないもの = 年の差婚で不幸になった娘の姿
- 気の早すぎるプレウェディングフォト
- 子供の幸せな姿を見たがらない親はいない
- カップルフォトがおすすめ
- カップル撮影におすすめの服装
- まとめ
年上彼氏に反対する親の気持ち
年の差婚に反対する親の気持ち、それは突きつめれば、「娘に不幸になってほしくない」、ただその一点だけです。
もしあなたが言葉だけで、「いま一回り年上の彼氏とつきあってるの。結婚したいと思ってる」と親御さんに伝えたらどうでしょうか。
親世代のひとにとって、いい年で独身の男性というのはどうしたってマイナスイメージがつきものです。
・性格に問題があるのではないか
・娘を騙しているのではないか
・娘に恥をかかせるのではないか...
娘を不幸にする悪い男という強烈な第一印象が、なによりも先に生まれてしまいます。
一度生まれた先入観を、説得によって拭い去るのはなかなか大変な作業です。
会ってもいないうちから、彼が親御さんから敵とみなされてしまうのは可哀相ですね。実際の彼は何も悪くないのに。
親が一番見たくないもの = 年の差婚で不幸になった娘の姿
自分の親がどうしたって年の差婚に不幸なイメージを抱きそう...
だったら先回りして、幸せいっぱいのイメージをこちらで作って見せればいいんだ!と私は考えました。
以前私が働いていたアパレル業界には『VMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジング)』という用語がありました。目に見える情報をきっかけにして、お客さんにブランドの価値を知ってもらったり、商品を好きになってもらう戦略をいいます。
普段あなたがショッピングに出かけ、マネキンのコーディネートをひとめ見て、つい「いいな!」と思ってお店に入っちゃうことがあるでしょう?
目に見える情報で心の距離を縮めるのは、人間関係でも役に立つはずです。
親にはまず、ひと目で分かりやすい「彼と自分の幸せそうなツーショット写真」を見せることにしました。
気の早すぎるプレウェディングフォト
実を言うと、「ツーショット写真を見せる作戦」を思いついたのは実際に写真を撮った後でした。
その写真というのがこれです。
ツーショットどころか思いっきりウェディング写真ですけど、貼り間違いじゃありませんww
仕事の関係で、南国フォトウェディングのモニターをすることになった時の写真です。
ふたりのスマホ自撮り写真や、彼が一眼レフで私を撮ってくれた写真はこれまでもありました。
でも、二人そろってプロに撮ってもらったのはその時が初めて。
出来上がった写真は我ながらとっても幸せそう。写真を見た瞬間「これ親に見せるべき!」とひらめきました。
一言でいうと、プロの写真は説得力が違ったんです。
「このふたりは紛れもなく幸せです」「このさき夫婦としてやっていけます」
プロの写真は見る人にそういうメッセ―ジを強く発信している気がしました。
たくさん言葉を並べて年の差婚を認めてもらうよりも、まず一枚「幸せの青写真」をポンと差し出したほうが、うちの親は分かってくれる!
そう確信した私は、まず写真を見せるまで詳しい話をしないことに決めました。電話で母に「職場恋愛で新しい彼ができた」くらいのことは報告していましたけどね。
子供の幸せな姿を見たがらない親はいない
その年末実家に帰省した私は、写真を母に見せました。本当は父も家に居るときにしようと思っていたけど、見せるのが楽しみで待てませんでした。
私「この前仕事でウェディングドレスを着たんだけどね。写真に一緒に写ってる新郎役の人は、いま実際に付き合っている彼なの」
母「あらお似合いじゃないの。何歳の人?」
私「何歳だと思う?」
母「三十五歳くらいかね」
私「実は四十一歳なの。私たち、隣に並んでて変に見える?」
母「そんなことないと思うよー」
その場にいた祖母には「あらまあ!四十一なんて初老だよ!」と言われました。それでもおばあちゃんもニコニコとうれしそうに、私たちの写真から目を離しませんでした。
そこへ仕事から帰ってきた父。写真を見せるとしばらく沈黙したのち、「これは事後報告ということかい?」と訊いてきました。
私が勝手に結婚してしまったように見えたのでしょう。
そこには驚きや怒りというよりも、「自分も呼んでほしかったのに」というような気持ちがにじんでいたように思います。
私と母が笑いながら事情を話すと、父は頷いてお風呂に行ってしまいました。
そのあと晩酌の席に着いた父は、さっきの写真データをテレビ画面でスライドショーするよう私に言いました。
大画面でループする写真を父はじっくり眺めていました。
それから父は私にいろいろと質問を始めました。
可笑しくて可愛いのは、父が彼のことを「熊さん」と呼びはじめたこと。彼の苗字から一文字とって、父が勝手につけたあだ名です。心の距離がとれていると思いませんか?
「熊さんは、どこの出身の人?」
「熊さんは、どんな仕事してるんだ?」
当然「熊さんは何歳?」とも訊かれて正直に答えましたが、年齢差をとやかく言われたりはしませんでした。
カップルフォトがおすすめ
私たちはかなり先走ってウェディング写真を見せちゃいましたけど、そこまでやるのはやり過ぎですね。ドレス撮影となるとコストも10万、20万の世界になってきますしね。
まずは普段着のカップルフォトを撮るのがオススメです。
写真はプロに撮ってもらおう
彼とのツーショット写真ならいつもスマホで撮ってるよ、という人もいるかと思います。でもやっぱり、ここぞという時に使う写真はプロカメラマンに撮ってもらうのが正解。
上でも書きましたが、やはりプロの写真は説得力が違います。
「こんな幸せそうな娘の顔は見たことない!」と親御さんに思わせるほどパワーのある写真を撮るために、プロの力を借りましょう。
出張撮影マッチングサービスは予約がかんたん

とはいえ、日ごろから撮影予約に慣れている人なんていませんよね。
あなたも、カメラマンに会った経験は成人式の振袖姿を撮ってもらったときが最後なんじゃないでしょうか。
でも大丈夫、いまはネットでかんたんにカメラマンを見つけることができます!
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わざわざ遠いところに出かける必要はないんです。彼氏さんとお気に入りの場所で、いつものデートのついでに撮影を楽しんじゃいましょう。

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カメラマンを選ぶポイント
私は撮影関係の仕事をしている立場上、いままで10人以上のカメラマンに撮ってもらった経験がありますが、なんといっても大切なのはカメラマンとの相性です。
機材のスペックや受賞歴よりも、あなたの自然な笑顔をどれだけ引き出せるかによってカメラマンの価値が決まります。
fotowa(フォトワ) のいいところは、たくさんの登録カメラマンの中から自分に合いそうなカメラマンを指名できるところ。
まずはあなたの希望の撮影エリアに出張できるカメラマンを一覧で見てみましょう。「詳しく見る」ボタンからその人の過去の写真作品がたくさん見られます。
この人の写真が好きだな、と直感した人に目星をつければいいのです。その後口コミを読んでみて、喜びの声でいっぱいなら尚いいですね。
※下の画像は参考です。ここに載っている特定のカメラマンさんをおすすめする意図はないので、お名前を伏せさせていただきました。

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私の彼は写真写りが悪いから逆効果なんじゃ?
慎重派のあなたは、そんな疑問を持つかもしれませんね。でも、そこをカバーするためのプロの撮影です。
プロカメラマンに撮ってもらうと、「まるで自分たちじゃないみたい!」という感想を持つくらい素敵な写真がたくさん手に入ったりするものです。
それにこの作戦のキモは、見た目が若く見えるからとか、そういうことでごまかそうという浅いものではないんです。普段からふたりがどれだけ信頼し合っているか、胸をはれるカップルかと言うことを、ひと目見て分かるように具体的なイメージを作ることが目的です。
世間的なルックスの良い・悪いではなく、あなたと彼が幸せそうにしていることが重要なんです。
それでももしかすると、撮影後にどうしても納得のいく写真ではなかったという場合があるかもしれません。そんなときは全額返金制度を利用しましょう。

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カップル撮影におすすめの服装
カップル撮影をするとき、幸せ感を演出しやすい服の色というものがあります。
それは明るく優しい雰囲気のキレイ色で、できれば無地の服。定番のピンク、オレンジ、イエローや、ミントグリーン、シャーベットブルーなんかも素敵ですね。
柄物なら、大きめのではっきりした模様がおすすめ。小花模様などは写真にするとぐちゃぐちゃした迷彩柄のようになって、お洒落感がダウンしてしまいます。
男性の服装は、基本的にいつもの彼が好きな服で、清潔感があればなんでもOK。
より雰囲気にこだわるなら、ふたりで同じ差し色を使うなど、リンクコーデに挑戦するのも楽しいですね。
大人女子の中には、写真撮影というと細く見せたいからとブラック一択の人もいますよね。でも黒はやめたほうがいいです。お肌の色がキレイに見えにくいし、写真にするとすごーく地味なんです。
じゃあ逆のホワイトはどうかというと、やっぱりこれもキレイ色の服と比べるともう一歩あじけない。ウェディングドレスならまだしも、普段着で白一色だと主役感に欠けるんです。
白は、肌うつりという意味ではマル〇です。よく、「免許証の写真を失敗したくなければ白い服で行け」とも言われますよね。
でも今回の場合、撮影してくれるのはプロカメラマン。免許センターのおじさんではありません。肌うつりの問題は白い服に頼らなくても大丈夫だから、ぜひカラフルな服を選んでくださいね。
「服選びに自信がないな」
「手持ちの服はモノトーンが多いけど、わざわざ買うほどじゃ...」
という方は、ファッションレンタルサービスでお洋服を借りちゃうのもいいですね。
エアークローゼット というサービスなら、定額制でおしゃれな服をレンタルすることができますよ。
このサービスの面白いポイントは、テレビや雑誌などで活躍するプロのスタイリストがお洋服を選んでくれるところです。あなたにぴったりで、「写真写りのいい」コーディネートを提案するはお手の物でしょう。
ちょっと新鮮な服を着て、モデルになったつもりで撮影を楽しんでみてはいかが?
まとめ
私が写真を見せた一年後、両親と彼は初対面しました。
事前に写真で顔を知っていたこともあり、顔合わせの食事会はとてもスムーズに運びました。そのあと私たちは問題なく入籍し、挙式披露宴を済ませることができたんです。
あなたも、いま付き合っている年上の彼氏さんを将来のパートナーとして心に決めているのではないですか?だったら全は急げです。親子さんに彼を紹介するのは避けては通れない道。「反対されるかも…」と足踏みしている時間はもったいないですよ。
年の差婚を実現したカップルの中には、反対する親を長年かけて説得して説得して、何度も泣いて、やっと結婚に漕ぎつけたというエピソードも聞きますね。そうやってゴールインしたカップルを私はとても尊敬するし、夫婦の絆もきっと深まるのでしょう。
でも出来ることなら、報告の段階から家族に喜んでもらい、結婚の良い思い出をたくさん作ったほうがいい。もしあなたに「20代が終わる前に挙式したい」といったタイムリミットがあるならなおさらです。
幸せなカップル写真を見せることで、「この人といる時の私はこんなに幸せだよ」ということを親御さんに分かりやすく理解してもらう。
紹介の手順を少し工夫するだけで親御さんを安心させ、余計な反対に遭わないなら試さない手はありません。
写真の説得力はあなた方ふたりにも作用します。出来上がった自分たちの写真を見たらもっと、「私たちは幸せにやっていける」と自信が持てることでしょう。
みんなから祝福される結婚式を実現するために、まずはいっぽ踏み出してみましょう。
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